猫の病気

腎臓病

・慢性腎不全
腎臓の働きが徐々に低下した状態が慢性腎不全です。

・尿毒症
腎不全になると尿素や窒素などが排出できずに体内に蓄積され、高窒素血症を起こします。この症状が続くと尿毒症になり、食欲不振、元気消失、体重減少、嘔吐、貧血、不整脈、けいれんなどを起こします。尿毒症の場合アンモニア臭のする息を吐き出します。

・膀胱炎
雌猫は尿道が短い為に膀胱炎になりやすく、高齢になるとその頻度は高くなります。

・膀胱破裂
若い猫ではめったに起こりませんが、高齢の猫は、体力が低下して高所から飛び降りた時着地がうまくいかずそのまま落下し、膀胱破裂や内臓破裂を起こす場合があります。高齢猫は、視力や聴力も衰えていますから様々な事故に遭いやすくなります。

・膀胱、尿路結石
膀胱や尿路に石が出来る病気です。その石が膀胱や尿道をふさいでしまう事もあり、高齢猫ではかなりの頻度で見られます。